さて、今日は固定費について。
固定費って、厄介ですよね。
部門単位で責任を負えないものも多くて、
収支が出た後に固定費が配賦されると、部門担当者は割と重いですよね。
会社の固定費を部門隊に配賦させるべきか?
これは、なかなか難しい問題です。
「固定費」としてざっくり考えてもなかなか難しいのですが、
配賦すべきかすべきでないかを決めるには、
「部門レベルでの管理責任を問えるか」が重要です。
例えばその部門が担当する工場があるとして、
工場の貸借量や建物のの減価償却費は、
1工場長にとって、コントロールできるものでしょうか?
・・・・できませんよね。
工場をいくらで買うか、何年で焼却させていくかなどは、
部門レベルの社員が決めることはできません。
だって、部門長の独断で、どこの土地を購入するのか、
何年耐用させるのかなんて決められないですよね?
つまり、上記のような土地建物にかかるような固定費は、
部門単位に管理できない。
つまり、配賦すべきではないのです。
部門でもコントロールできる固定費
上記のような固定費は部門で管理できませんが、
部門に責任をとうことができる固定費もあるのです。
例えば、業務を進めていく上で、その部門で人員配置計画などを立てていきますよね?
労務費は固定費ですが、
人員計画に関しては部門長は一定の権限を持っていて責任を負う制度であrならば、その部門にとって、人件費という固定費についても管理責任があり、
配布しても良いということになります。
つまり、「配賦すべきかすべきでないか」については、
「誰が責任を負うのか」ということになります。
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