キャッシュフロー計算書と損益計算書は、どう違うのか?
会社が倒産するとは、どのような状態をいうか、ご存知でしょうか?
実は会社が父さんする時とは、会社が生み出す利益の多寡とは関係なく、約束していた支払いが実行できない、資金繰りが行き詰った状態を指します。手形の不渡りという言葉が一時期よく聞かれましたけど(今は手形ってほとんどの会社が使っていないんじゃないかな・・・・?)
会社は、どれだけ利益をあげていても、「キャッシュ」がなくなった瞬間に父さんします。キャッシュとは、会社の生死を決するほど重要なものです。
貸借対照表ではわからないもの
貸借対照表で、期末時点の現金の残高はわかりますが、期中の資金の動きはわからないんです。損益計算書上の金額は、実際の資金の増減を表わしていないからです。そこで、企業活動における資金繰りの状況を表わすために、決算書がキャッシュフロー計算書が新たに導入されたのです。
キャッシュは何をさしているか?
キャッシュフロー計算書は、その名のとおり「キャッシュ」の動きを表すため、直訳の「現金」とは違い、預金などの、すぐに換金できる現金同等物がキャッシュの対象となります。
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