さてさて、今はNetFlixで深夜食堂をみながら記事書いてます・・・・。深夜食堂は、いろんな人間模様を酒と食べ物を通して垣間見られて、かつ昭和レトロな風情があるドラマですごく落ち着きます。
会計には二つの領域がある
管理会計という言葉と、財務会計と二つの領域があります。
会計は、企業活動を記録するための手段として必要なものですが、これらは報告対象の違いによって区分されます。
どこから会計を見るか
会社を中心に考えると、報告の対象者は、その会社に属している内部利害関係者、つまり「従業員」と、社外の「外部利害関係者」に分けられます。
さらには、社外の外部利害関係者は広く、その会社の株式を持っている「株主」、お金を融資してもらった「金融機関」、材料を仕入れる「取引先」、さらには税金の納付先である「国や地方自治体」など本当に多種多様なんです。
財務会計とは、社外の利害関係者からみた会計
これら外部利害関係者は、異なる会社を比較するために会計記録を利用しますから、各社が共通のルールや規則にしたがって記録を作成する必要があります。
そのために、会計に関するさまざまな法令や基準が整備されており、これら法令に従って行なわれる外部利害関係者向けの会計を「財務会計」と呼びます。
財務会計とは、内部の利害関係者からみた会計
内部利害関係者向けの会計は、それを利用する内部の人間同士で意味が通じればよいので、法令等の共通のルールは必要なく、会社の都合に合わせて自由に利用することが可能なのです。この内部利害関係者向けの会計を「管理会計」と呼びます。
決まりごとが多い財務会計
財務会計の例としては、いわゆる決算書があります。決算書は、会社が自由に作成するものではなく、会計の法令にしたがって、決まった期日までに、定められた様式で作成しなければなりません。
比較的自由な管理会計
一方、管理会計の典型例は予算制度です。組織の規模が大きくなってくると、事業の区分だったり部署の区分、営業担当者の区分など、会社にはいろんなセグメントが増えてきて、コントロールするハードルが高くなります。そうした場合に自社内でどのように数字を見たいか、自社内でわかりやすい会計制度を持つのが管理会計となるのです。
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