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中小企業診断士試験 二次試験受験日記~事例2 平成23年度過去問

2019年8月17日 by pluto Leave a Comment

こんばんは。今日も相変わらず暑いですが心なしか少し、日が落ちるのが早くなった気がしますね。私は早朝に起きて、まずは事例を一つ解く、というのをルーティンにするようにしています。

与件文要約:

地方都市X市にある、芋焼酎を専門とする酒造メーカー。資本金2000万円、パートを含む従業員20名。

取り扱い商品:焼酎

 

 

創業以来1990年代までは、このC市内の消費者が購入者の割合を占めていた。一度1980年代に経営不振に陥る。B社では伝統的な芋焼酎宇の味わいにこだわりをもったせいで、新製品の開発が遅れていた。当時、チューハイブームや本格焼酎の乙類焼酎が全国的にヒット。自社製品の売り上げが低迷する状況が続いたため危機感を強め、1990年代に入りB社は経営再建に入る。

経営再建の過程では、製法の見直しと他企業との提携という二つの軸で改革を進めた。

製法の見直しにおいては、消費者の嗜好変化(本格焼酎の人気の高まり)を受け発行方法を見直し。また既存製品のリニューアルも実施し、甘味のある味わいを持つ焼酎の製造を進める。

他企業との提携においては、Y社とZ社との提携を進める。

Y社は全国に販路を持つ大手酒造メーカー。甲類焼酎をメインの製品とするが、有力な乙類焼酎や、高品質の芋焼酎などのラインアップには欠けていたため、B社と共同開発をする。Y社が全国調査で市場調査を実施し、その結果により芋の香りを抑えた新製品を開発することになり、その結果、販売は好調である。(市場調査の結果は書いていないが、芋の香りを抑えたものを好む声が多かったと類推できる。)

次に提携するのはZ社。Z社は、低価格商品を展開するスーパーなどに対抗するため、プライベートブランドの開発を検討していたところ、B社との提携を進める。ロックで焼酎を飲むことが増えているという市場調査の結果をもとに、ロックで飲むのにあう焼酎の開発を行い、結果的に消費者から多くの支持を得る。

Y社、Z社どちらとの提携も、市場ニーズを踏まえたうえでのものであり、既出の製法の見直しと他企業との連携の結果成功しB社の経営状態も大きく改善した。

経営再建による業績回復を経て、2000年代の全国的な乙類焼酎(本格焼酎)のブームによりB社の経営状況は大きく改善。しかし2010年代は本格焼酎ブームも下火に、近年のB社の売り上げも低迷。市場に対してどのように企業ブランド価値を作り上げるかが課題。

地域に根差した企業ブランドの強化をするため、X市にフォーカスしたマーケティングを開始。B社の売り上げの半分を占めるX市の売り上げだが、X市は経済低迷、人口減少などの問題を抱えている。2000年代中頃には洪水による大規模な災害にあったが、商店街の衰退を回避するためにほとんどの店主は事業を継続する。

B社もX市の商店街の復興を支援するべく、市内のイベント会場で実施されるイベント事業や、新規出店をする店主たちに対する新規出店支援事業に寄付している。

 

すぐにアウトプットに結びつかなかった単語

コーズリレーテッドマーケティング


参考サイトより以下引用。

近年、チャリティーイベントなど社会貢献と結び付いた活動を行う企業が増えてきました。SNSなど顧客との接点も増えている中で、企業が単独で行うというよりも、顧客と一緒に活動する例も多く見られます。自社でも、何かしらの社会貢献活動を行っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

しかし、全く利益を求めない中での活動の維持や拡大は、難しいところがあります。業務や人材資源の関係で、なかなか注力できていない企業も少なくありません。

そのような場合に、ぜひ検討していただきたいのがコーズ・マーケティングです。コーズ・マーケティングとは、自社の商品の購入や利用をとおして、社会貢献活動につながることを顧客に訴求するマーケティング手法です。

ちなみに、コーズ・マーケティングの「Cause(コーズ)」とは「信念・大義」などを意味し、「Cause Related Marketing(コーズ・リレーティッド・マーケティング)」と呼ばれることもあります。企業のCSR活動の一環として行われることもありますが、意味合いは異なるので注意しましょう。

● CSRとは
CSRとは、「Corporate Social Responsibility」の略で、「企業の社会的責任」という意味を持ちます。企業は利益を出すだけでなく、企業活動を通して社会に積極的に貢献する責任があるという考え方に基づく活動のことです。

CSR活動の代表的な例として、環境保護活動や寄付活動が挙げられます。一見、コーズ・マーケティングでの活動と似ていますが、趣旨が違います。CSR活動は企業が利益を求めず、自主的に実施するのに対し、コーズ・マーケティングはあくまでマーケティング施策の一環として、商品の売上や認知度の向上も目的としています。

 

では、コーズリレーテッドマーケティングがもたらす効果とは?

参考サイトより以下引用。

 

コーズリレーテッドマーケティングは、企業、消費者、社会に良い効果をもたらす結果が理想的です。

それが、コーズリレーテッドマーケティングの本当の効果です。

企業にとっては、ブランディング効果だけではなく、コーズリレーテッドマーケティング活動を行なうことで、従業員の意識も高まりインナーブランディング効果が期待できます。

そうした中で、消費者は購入することで、自らの意思表明ができます。

商品を購入することで、社会貢献に役立てることから寄付付き商品などを購入して、役に立ちたいと思う消費者が増えています。

例えば、慶應義塾大学商学部高橋郁夫研究室とインターネットアンケート・サービス「gooリサーチ」とで行われたアンケート調査では、約5割以上が寄付つき商品の購入経験があると答えました。

また、寄付つき商品の購入経験がない人の7割が、今後、寄付つき商品の購入意欲があることがわかりました。

こうした流れの中で、コーズリレーテッドマーケティングの採用により、企業はブランドイメージをアップでき他社との差別化を図れて、今後の売上に反映される可能性が高いです。

くしゃっとつぶせるペットボトルのいろはすなんかも該当しそうですね。


こういったマーケティング手法、なかには一次試験には登場しないようなものも出てくるので、一通り知識面は二次試験対策用のテキストなどに目を通しインプットしなおしたほうがよさそう。

Filed Under: 未分類

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筆者

1988年生まれ女性。神戸大学卒業。

「世の中にもっと多くのフリーランサー、家にいながらでもキャリアを構築できる環境を持てる人が増えていけば良いのに」との思いから奮闘。本業ではIT企業にて、会計システムや業務システムの設計、新プロダクト開発を担当しています。自身が強みを持つ「IT」や「プログラミング」を生かし副業プログラマとしても活動。また、「業務」「会計」「経営」を軸にブログでスキルアップ術・ノウハウを紹介しています。 無類の「料理好き」「おつまみ好き」なので、ちょこちょこ自分が作った料理を動画にまとめて、アップしています。

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