今週は雨が降り、
まだまだ少し寒い日が続きますね。
さてさて、
会社や部門の利益を上げるために必要な、
ある分析方法について書きたいと思います。
原価分析の考え方についてです。
利益って?
利益って簡単に言うと何でしょう?
利益を算出するときに、利益をどうやって計算していますか?
利益の算出方法は、いたってシンプルで、これについてはご存知の方も多いと思います。
そう、利益は、
売上から原価を引いたものです。
ラーメン屋で例えるなら、
1日営業して売り上げた売上金額から、
ラーメンを作る材料費や、ラーメンを作ったり運んだらするスタッフの人件費、
お店を維持するのにかかる光熱費、
広告を出すためにかかる広告費などの原価をまとめて引いたものが、利益です。
このような基本的な知識については、そんなの知ってるよ!という方がほとんどかと思います。
ただ、色んな会社をコンサルする中で、
じゃあその原価の計算は、
原価を細かく分解したときに、どのように計算すべきか、
費目はどのように分けるべきか、
部門別の負担をどうするべきか、
などについてはちゃんと理解していない方も多く見受けられます。
原価計算の世界は、実はかなり奥深く、
きちんと利益を出すためにどのように原価分析をしていくべきか、については、
あまり理解が深いところまで進んでいない方も多いと思うのです。
私ももちろん、システムコンサルを始めた頃は、
システムの機能を覚えるのに精一杯で、
原価の成り立ちについてきちんと理解が出来ていない部分が多かったし、
色々勉強してみて、
原価の世界は深いなー。と思ったものです。
このブログでは、
そんな奥深い原価計算の世界について、
あらゆる原価の書籍(マニアックな本も沢山読みました・・・・)
コンサル業務の経験から得た知見などをベースに、
わかりやすくお伝えしていけたらな、と思っております。
利益を上げるためには、
ただ単に売上を上げる事を考えるのではなく、
売上を上げるためにかかる原価の仕組みについて知ることが大事なのです。
次回は、
原価分析が売上に与える影響について、お伝えしていけたらなと思います。
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