コストを下げると利益が上がり、
どの会社もコストを下げるために奮闘してますが、
コストを下げることが、必ずしも良いことばかりではないんです。
従業員のコストダウン
たとえば従業員にかかる固定費を減らす場合、
パ ート 、アルバイト 、派遣社員 、期間従業員などの非正社員のリストラがはじまります 。
自社工場での生産を断念して外部委託を進め 、
固定費の削減を中心にコストダウンは進めますがその結果 、
サ ービスの低下を生み 、
製品そのものの品質が悪化するケ ースも多く見られます 。
コストダウンのため保守管理を外部委託して 、暖房器具やエレベ ータ ーの保守がおろそかになり 、死亡事故が発生した事例などは 、悪いコストダウンの例です 。
短期的な利益のためにコストダウンを優先する姿勢は 、企業の信用やブランドに傷が付きます 。
外注はノウハウがたまらない
長期的な視点が必要な人材育成に投資せず 、
教育訓練費を削減することによって 、
安くつくかもしれませんが、
そのぶん、外注に任せて作った工程は、
社内のナレッジとして貯め込むことができないデメリットがあります。
利益を上げるには色んな方法がありますが、
どれにも、デメリットはあるんで、
うまく使い分けたいところ。
外注は確かに安く上がるんですが、
自社にノウハウがためられないことも多いんですよね。
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