オフィスの登記住所を変えるのは大変。
レンタルオフィスに入るなら、登記に気をつけたほうがいいですね。本社の住所は大阪がいいと、レンタルオフィスを借りて登記上の本店所在地にする人が結構いらっしゃるのですが、これはよく考えてから決定してください。
長い間、そのレンタルオフィスにい続けるつもりならいいのですが、会社がうまくいったら引っ越ししようと考えているのなら、レンタルオフィスを本店所在地にするのはやめておいたほうが良いです。
一度登録した登記住所を後に変更するのはかなり面倒な作業です。関係各省庁への手続きはもちろん、銀行への連絡も必要です。所轄が違う場合にはあっちへ行ったりこっちへ来たりということになります。
銀行が口座を作ってくれない問題も
レンタルオフィスが本店所在地の場合、銀行が口座を作ってくれない場合もあります。銀行もレンタルオフィスの住所は知っています。いつ移転するかわからない会社に口座を作ってくれるほど甘くはありません。蛇足ですが銀行口座を作ろうとすると、銀行の担当支社は、口座の開設を受け付けてくれません。
名刺に表記する住所と登記住所を使い分けするのがおすすめ
レンタルオフィスにする場合は、まずは名刺に記載する住所はレンタルオフィスにしておき、登記上の本店所在地は実家や自宅にしておくのがおすすめです。取引する際にいちいち登記簿を見せろという会社はほとんどあり ませんし、違っていても特に問題ありません。実際、私自身は実家を登記住所として登録していましたが、作業・オフィスは大阪のレンタルオフィスを使っています。
コメントを残す